最も重要な親の役割・子育てで親の成すべきこと
- ヒロユキ先生
- 2024年3月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年7月19日
親の一番の仕事は、人生の先達として、一人一人異なる子どもの特性を見極め、社会との橋渡しをしてあげることです。 この子は何が得意で、何が好きなのか。それを活かして生きていくのに、どんな手伝いをしてあげればいいのか。
親は、自らの子どもの専門家である必要があります。 専門家であるには、研究と研鑽が欠かせません。子どもの特性を見る目に磨きをかけていく研鑽と、親としてできる最善手の研究です。

自らの子どもの専門家として、研究と研鑽を続けるには、時間と労力が必要です。 仕事で余裕がない状態ではできません。子どもの人生の幸せを一番に願うのであれば、自分の仕事の充実は、優先度として二番目になります。どちらをとるかではなく、バランスの問題です。
仕事とのバランスをとる覚悟がないままで、塾などに子育てを外注するのは危険です。ある塾関係者は、塾を「ペットのしつけをする訓練所の子供版と勘違いしている親が増えた」と述べています。
子育て技術の追究のみならず、子育てを支える哲学や思索を深めていきましょう。それには、子どもと関わる(遊ぶ)しかありません。
大阪大学の入戸野教授は、実験心理学の研究から、「相手のよいところ、かわいいと思えるところを積極的に探して観察する」ことの重要性を指摘しています。そうすることによって、相手に対する理解が深まり、発見が生まれ、相手との関係性の質が高まるのだそうです。
これはそのまま、子育てにも当てはまる真理ではないでしょうか。
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