子育て情報に踊らされない強さ
- ヒロユキ先生
- 2024年3月22日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年7月19日
子どもはみな一人ひとり個性が異なるのですから、子どもが幸せになる道筋もみな違うはずです。その異なる道を見極め、適切に導いてあげるのが、私たち親の役目のはず。
それなのに、「万人に共通する成功への道がある」なんて考えるのは、思考の放棄であり、子育ての手抜きではないでしょうか。

マスコミや教育雑誌、SNSやネット情報に踊らされてはいけません。これらの情報の発信者は、どこからお金を得ているか、考えてみたことはありますか?
「東大やいい大学に行くにはお金がかかる」と主張する人たち。
「私立の中高一貫校の方が、いい大学に行くには有利である」と主張する人たち。
「中高一貫校へ行くには、塾に通う必要がある」と主張する人たち。
「塾の前には、幼児教室に通わせた方がよい」と主張する人たち。
このような主張は事実なのでしょうか。特定の産業に利するため、親の不安を煽っているだけの可能性はないでしょうか。
インターネットの普及で情報多過になっているいまの時代、私たち親はこうした主張をする人たちの真意や意図をしっかり見極める必要があります。
こんなことをいう私は、もともと「公平・公正で社会正義に適った学校制度とはどのようなものか」を追究する、研究者を目指していた者です。
しかし、家庭の事情により博士課程進学を断念し、学校教員になりました。
そして、約25年間、子どもと保護者に向き合ってきたわけですが、約2000組の親子の家庭環境と進路を見てきて確実にいえることは、「子どもの合格は、親のやる気次第」だということです。
塾も私立校も絶対条件ではありません。
メールからご連絡いただければ、「新しい学力」づくりや子育て習慣、親子関係の在り方についてアドバイスや実行支援をいたしますので、お気軽にお知らせください。
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